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おうち講演会6回目のテーマは、やることが多くて余裕がない!
今回のお相手は、12歳のNさんとお母さんのお二人でした。Nさんは部活や勉強だけでなく、自分で作詞作曲もしたりとやることが多いとのこと。そこで今回のテーマは「やることが増えすぎ!」といったお悩みからスタート。
やることが増えすぎて、勉強どうする!?
学校の宿題、部活、習い事、海外にホームステイに行くための準備と大忙しのNさん。さらには、お小遣いと連動しているお手伝いもしっかりやっている。話を聞く限り、じゃあ何かで手を抜こうと言うタイプでもなさそう。
話を聞いていくと、「時間のゆとりが欲しい」「やりがいや達成感が欲しい」というのが理想とのこと。単純に考えれば、やること減らせば物理的に時間はできますよね。でも、部活や習い事、ホームステイを辞めるという選択肢はないとのこと。むしろ、一番になれたり、先生に褒められたりすることで充実感を感じている。
そこで、話は別の方向に進んでいきました。
オーバーワークで得られる達成感は怖い
わたしは「忙しい」という言葉が好きではありません。何となくですが、心ここに在らずで、何かに追われているイメージがあるからです。むしろ、充実感があるかないかの方が、私にとっては重要です。やることが多いか少ないかは関係ありません。
ただ、この充実感というのは、結構怖い。。。20代のころは、狂ったように仕事だけしていました。当時は充実感を感じていましたが、あれは変な脳内麻薬が出ていただけかなと。
人は余裕がなくなると、正常な判断ができなくなります。「オーバーワークで達成感がある」のと、「充実感がある」のは別です。それよりも「自分で決めている」感覚があるかどうかで、充実感は決まると思うのです。
周りから与えられても、やることは自分で決める
今回のおうち講演会で最終的に私がお伝えしたのは、「自分で決める」という感覚です。ベルトコンベアーに流れてくる「やること」をただやるだけでは、余裕がなくなります。優先順位をつける、目的を考える、とりあえずやってみる、何でもいいんです。ただそれを、「自分で決めて」やっているのかどうか。この差です。
Nさんのアンケートには、次のように書いてありました。
「自分が今やっている行動は、目の前に出されたことだけを、がむしゃらにやっていて、その後のことを考えずにやっている感じがしました。自分のやりたいことは何かを考えてみようと思った。やることを決めてやりたい」
最後に、保護者様より感想をいただきました
Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?
単純に津田さんが家に来て何しゃべってくれるんだろう…?って興味本位笑笑
ここんとこ子どもも私もかなり行き詰まり感があったので、これをきっかけに何かスッキリ出来たらいいなって期待はありました♪
Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?
かな〜〜りスッキリ!!モヤモヤはモヤモヤで間違ってはいなかったんだということがはっきり認識できたことで、自信にもなった。
津田さんが来る前と講演後では、明らかに表情が明るくなったと思います。また最近、気持ちが引きこもりガチで溜め込んでいたが、自分の思いをすぐに言えるようになった。返しが早くなってきて、真っ向勝負を挑んでくるまでになりましたわ笑