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4回目のおうち講演会のテーマは『勉強法』
今回のお相手はバレエが大好きな11歳のYさん。さて、今回のテーマは、、、ついに来ました『勉強法』です。まあ、子どもの教育のお悩みで上位にくる課題ですよね。元塾講師の腕が鳴るテーマです。では、行ってみましょう。
漢字をもっと覚えたい!問題
漢字の暗記、今どうやってるの?
Yさんは「習った漢字は全て覚えたい!」とのこと。テストで100点取ることにモチベーションあるって、いいよね。こういう勝利意識大好きです。ということで、そもそも漢字の練習をどうやっているのか聞いて見ると、、、
「宿題で20問出るので、それをノートに書いてる〜」とのこと。
おそらく、日本中の子どもたちの多くは、漢字をノートに”ただ”書いている。くり返し、くり返し、くり返し・・・。漢字に限らず、英単語なんかも”ただ”書いている。
ハッキリ言えることは、これが一番効率が悪いのです。10回も20回も書くのは、ただの作業(子どもにとっては苦行)でしかありません。ノートが埋まれば、達成感はあるかもしれませんが、それが目的ではないですよね。
「えー、それしかないと思ってた!?私はそうやってたんだけど〜」というお母さんの素直な反応は、100点です(^^)
暗記は回数よりもインパクト
ということで、暗記できそうなアイデアを考えていきました。
もっと書く。気合いを入れる。お風呂でやる。声に出す。聞いて覚える。集中する。文章にする。辞書をひく。部首の意味を考える。漢字の成り立ちを知る。
などなど、実際に効果があるない関係なしに、思いつくだけ出してもらいました。おうち講演会では、正解を与えることを目的にしていないので、ラスト10分で一つの考え方をプレゼント。シンプルな暗記の考え方『IT理論』です。
Iはインパクト、Tは回数です。
斜線のところに入れば、暗記できると考えます。
インパクトが小さいと、回数が多くしないと、暗記できません。
(例えば、ただノートに書くなど。いっぱい書かないと覚えられない)
インパクトが大きいと、回数が少なくても、暗記できるということです。
(例えば、みんなの前で間違えて恥をかく経験をすると、一発で覚えるなど)
ってことは、インパクトの大きい方法を選べば、少ない回数でもいいということ。
何十回もただ書くぐらいなら、部首や言葉の意味、使い方などを意識して、2、3回書いた方が覚えられます。
極端な話、スプレーで家の壁に書けば、一発で覚えるはず。回数よりもインパクト、ご参考まで。Yさんもこれを一つのヒントに、何をしようか考え始めて一つの自分の答えを出したようです。
最後に、保護者様より感想をいただきました
Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?
子ども本人が勉強が楽しくなるように。
Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?
勉強方法が自分1人のパターンしかなかったが、「方法はたくさんあるんだ!」という気づきがあり、今後も私の視点に変化ありそうです。さっそくやってみるそうです!また経過を報告します!