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おうち講演家 津田勝仁

考える楽しさを伝える日本唯一のおうち講演家

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おうち講演家 津田勝仁

好きなことを親子で話そう

おうち講演家 津田勝仁 · 2月 10, 2019 ·

おうち講演会7回目にして、ついに愛知県外へ


今回のお相手は、8歳のYくんとお母さんのお二人でした。これまで愛知県の中だけでしたが、ついに愛知県外へ。もう日本全国どこまでも行きますよー。

さて、陸上好きのYくんがあげたテーマが、「宇宙で一番最初にできたものは?」と「お金が足りない!」という両極端な質問とお悩み。『8歳の疑問やお困りごとを真剣に考えるのって面白いなぁ』と思いながら、おうち講演会スタート♪

さあ、ミニ四駆について語ろう

まずはテーマをどちらにするか、Yくんに決めてもらいました。あっさり「お金が足りない!」問題に決定!おうち講演会、7回目にして初のお金問題です。とはいえ、私はお金の専門家ではありません。ひとまず、何のお金が足りないのか話を聞いていくことにしました。

<ここから最後まで、話はお金とは、別の方向に進んでいくことに・・・>

それは、、、『ミニ四駆』です。お金が足りないというのは、「ミニ四駆の改造費用が足りない!」という切実な悩み。お金の専門家であれば、「そのお金をどう貯めるか?」「どう作るか?」などを考えたのかもしれません。

しかし「そうなんだー、ミニ四駆好きなんだね〜」ぐらいの会話で終わることはありませんでした。というのも、私自身が、小学生のときミニ四駆にどっぷりハマっていたから!!(笑)

私はタミヤ模型の本社のある静岡出身で、日々ミニ四駆の改造に注いでいた子どもでした。Yくんに寄り添うとか、傾聴するとかそういう次元ではありません。最近のミニ四駆事情を私が教えてもらう60分となりました。(もはや、おうち講演会ではない。。。)

ミニ四駆は素晴らしい

ミニ四駆について詳しくない方のために、前提をお伝えしておきます。本気でやろうとすると、まあまあお金のかかる遊びなんです。本体は1000円ぐらいですが、改造するには『部品パーツを追加購入』する必要があります。

これが、結構かさむんです。小学生のお小遣いだけでは、結構厳しいのが現実。私自身、お年玉や親から特別な予算をもらってやっていました。「そんなの贅沢だ!」という声も聞こえてきそうですが、ミニ四駆は学ぶことが多いです。モーターを分解して仕組みを理解したり、どうやったら速くなるかを研究して、試行錯誤する遊びです。

<あーーー、長くなりそうなので、話を戻します>

ともかく、ミニ四駆は素晴らしい!ということが、結論です。(もはや、教育者としてでの意見ではない。。。)

「ママにどうせ言っても・・・」という言葉

お母さんのアンケートにも書いてありましたが、Yくんがサラッといった一言がすべての答えでした。

「ママにどうせ言っても・・・」

これは、Yくんに限らず、どこの家庭でも起こりうる話です。

「どうせ言っても、わかってもらえない」
「どうせ言っても、買ってもらえない」
「どうせ言っても、ダメでしょ」

私の本業は、企業の人材育成の研修やコンサルです。その現場でも同じような声があります。

「どうせ言っても、会社は変わらない」
「どうせ言っても、上司は何もしてくれない」
「どうせ言っても、部下は動かない」

こういった『あきらめ感』が人の主体性を奪っていくのです。

好きなことを話すと、人はイキイキする

まず、自分のこどもの好きなことに耳を傾けましょう。子供の好きを共有してください。親が好きなことも、子供に教えてあげましょう。

私は確信しています。これだけで、人の主体性は変わるのです。

最後に、保護者様より感想をいただきました

Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?

息子の疑問にちゃんと答えてもらえる、興味が広がったらいいなと思い申し込みました。プチ反抗期が始まり出した最近、話していても伝え切らずにやめてしまったり、親も説教のようになってしまったりちゃんと話せない感じがあったからです。

Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?

想像していた以上でした!こんなにもミニ四駆に興味を持っていたなんて思いもよりませんでしたし、大会に出たかったなんて初耳でした。途中息子が言っていた「ママにどうせ言っても」の言葉に大反省です。子供の好きを共有して一緒に楽しむだけで、こんなにイキイキするなんて。

「どうしたらミニ四駆がもっとできるか?」「どうしたら早くなるか?」ますます熱が入って本を読んで新しい改造をしたり、他の壊れたラジコンを分解してみたり、好きなことを深めたり広げたりしてます。またミニ四駆するために、早く宿題を終わらそうなど自分で考えて行動しててびっくりです。

与えられても、やることは自分で決める

おうち講演家 津田勝仁 · 2月 10, 2019 ·

おうち講演会6回目のテーマは、やることが多くて余裕がない!


今回のお相手は、12歳のNさんとお母さんのお二人でした。Nさんは部活や勉強だけでなく、自分で作詞作曲もしたりとやることが多いとのこと。そこで今回のテーマは「やることが増えすぎ!」といったお悩みからスタート。

やることが増えすぎて、勉強どうする!?

学校の宿題、部活、習い事、海外にホームステイに行くための準備と大忙しのNさん。さらには、お小遣いと連動しているお手伝いもしっかりやっている。話を聞く限り、じゃあ何かで手を抜こうと言うタイプでもなさそう。

話を聞いていくと、「時間のゆとりが欲しい」「やりがいや達成感が欲しい」というのが理想とのこと。単純に考えれば、やること減らせば物理的に時間はできますよね。でも、部活や習い事、ホームステイを辞めるという選択肢はないとのこと。むしろ、一番になれたり、先生に褒められたりすることで充実感を感じている。

そこで、話は別の方向に進んでいきました。

オーバーワークで得られる達成感は怖い

わたしは「忙しい」という言葉が好きではありません。何となくですが、心ここに在らずで、何かに追われているイメージがあるからです。むしろ、充実感があるかないかの方が、私にとっては重要です。やることが多いか少ないかは関係ありません。

ただ、この充実感というのは、結構怖い。。。20代のころは、狂ったように仕事だけしていました。当時は充実感を感じていましたが、あれは変な脳内麻薬が出ていただけかなと。

人は余裕がなくなると、正常な判断ができなくなります。「オーバーワークで達成感がある」のと、「充実感がある」のは別です。それよりも「自分で決めている」感覚があるかどうかで、充実感は決まると思うのです。

周りから与えられても、やることは自分で決める

今回のおうち講演会で最終的に私がお伝えしたのは、「自分で決める」という感覚です。ベルトコンベアーに流れてくる「やること」をただやるだけでは、余裕がなくなります。優先順位をつける、目的を考える、とりあえずやってみる、何でもいいんです。ただそれを、「自分で決めて」やっているのかどうか。この差です。

Nさんのアンケートには、次のように書いてありました。
「自分が今やっている行動は、目の前に出されたことだけを、がむしゃらにやっていて、その後のことを考えずにやっている感じがしました。自分のやりたいことは何かを考えてみようと思った。やることを決めてやりたい」

最後に、保護者様より感想をいただきました

Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?

単純に津田さんが家に来て何しゃべってくれるんだろう…?って興味本位笑笑
ここんとこ子どもも私もかなり行き詰まり感があったので、これをきっかけに何かスッキリ出来たらいいなって期待はありました♪

Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?

かな〜〜りスッキリ!!モヤモヤはモヤモヤで間違ってはいなかったんだということがはっきり認識できたことで、自信にもなった。

津田さんが来る前と講演後では、明らかに表情が明るくなったと思います。また最近、気持ちが引きこもりガチで溜め込んでいたが、自分の思いをすぐに言えるようになった。返しが早くなってきて、真っ向勝負を挑んでくるまでになりましたわ笑

ギャフンと言わせない姿勢が子どもを育てる

おうち講演家 津田勝仁 · 12月 29, 2018 ·

おうち講演会5回目は『家庭内政治』に発展!?


今回のお相手は、13歳のAくんと11歳のRくん、お母さんの3名でした。話のテーマは11歳のRくんの「ゲームをやりすぎて禁止令が出たのを解除したい!」という切実な(?)悩みからスタート。

子どもと大人は同じルールにすべきなのか?

話を聞いてみると、実際はゲーム機で「Youtubeみすぎ」ということでした。以前あった、「スマホやりすぎ問題」同様、ご家庭でよくあるテーマですよね。「親子でルールをつくる話になるのかなー?」と思っていたら、話は思わぬ方向に。

というのも、子どもたちの不満は別にあったからです。それは、、、

「自分たちは時間制限あるのに、親は自由なのが不公平だ!」

という不満。言い換えると、、、

「子どもと大人は同じルールにすべきなのか?」というテーマです。子どもが1時間なら、親も同じ1時間にすべきというのが子どもたちの主張でした。

「誰のお金で買ったと思ってるの?」とは言わない

60分の時間の中で、「お母さん、すごいな〜」と思ったことがあります。それは、、、『ギャフンと言わせなかった』ことです。

感情に身を任せれば、「誰の金で買ったと思ってるの?」「大人は仕事してるからいいの!」「子どもは勉強が仕事なの!」「働くようになってから自由にすればいい!」と言い負かすことは簡単です。ひどくなれば、「そんなこと言うなら、もう何も買わないから!」と脅迫することだって可能でした。

しかし、これをやってしまうと『子どもは考えることを放棄』してしまいます。

揚げ足をとったり、自分にはアマい意見だったりするのは、当たり前です。私たちも子どもの頃はそうでしたよね。『ギャフンと言わせない』親の姿勢は、子どもを成長させるのです。

口論せず、ギャフンと言わさず、対話をしよう

途中、自分の主張を通すことだけが目的になっていました。そこでお伝えしたのは、『対話』についてです。わたしの考える対話とは、、、

【本音で話し、聴き合い、信頼関係を築くこと】

です。

遠慮をせず、本音で話す。でも配慮はする。相手の意見を1回受け止める、聴き合う姿勢をつくる。それができれば、意見が対立しても、信頼関係は築ける。これを意識すると、口論は、対話に変わります。

AくんとRくんも、それが後半わかってきたかな?おうち講演会は、正解を出すことが目的ではないため、今回はここで終了。続きは、わたしが帰った後にやっているそうです^^

最後に、保護者様より感想をいただきました

Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?

私の知らない子供の一面を知れる機会になるんじゃないかと期待していました。

Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?

子どもたちと話し合ういい機会になりました。自分では言葉にできないことや違う視点で問いかけていただくことで、前向きに話し合うことができました。子どもたちの気づきとなったことがわかって、とっても良かったです。

楽しかった。と、二人共が言っていました。いつもより、話しかけてくれました。直後なので、また家族会議をしてみようと思います。

暗記は回数よりもインパクト

おうち講演家 津田勝仁 · 12月 19, 2018 ·

4回目のおうち講演会のテーマは『勉強法』


今回のお相手はバレエが大好きな11歳のYさん。さて、今回のテーマは、、、ついに来ました『勉強法』です。まあ、子どもの教育のお悩みで上位にくる課題ですよね。元塾講師の腕が鳴るテーマです。では、行ってみましょう。

漢字をもっと覚えたい!問題

漢字の暗記、今どうやってるの?

Yさんは「習った漢字は全て覚えたい!」とのこと。テストで100点取ることにモチベーションあるって、いいよね。こういう勝利意識大好きです。ということで、そもそも漢字の練習をどうやっているのか聞いて見ると、、、

「宿題で20問出るので、それをノートに書いてる〜」とのこと。

おそらく、日本中の子どもたちの多くは、漢字をノートに”ただ”書いている。くり返し、くり返し、くり返し・・・。漢字に限らず、英単語なんかも”ただ”書いている。

ハッキリ言えることは、これが一番効率が悪いのです。10回も20回も書くのは、ただの作業(子どもにとっては苦行)でしかありません。ノートが埋まれば、達成感はあるかもしれませんが、それが目的ではないですよね。

「えー、それしかないと思ってた!?私はそうやってたんだけど〜」というお母さんの素直な反応は、100点です(^^)

暗記は回数よりもインパクト

ということで、暗記できそうなアイデアを考えていきました。

もっと書く。気合いを入れる。お風呂でやる。声に出す。聞いて覚える。集中する。文章にする。辞書をひく。部首の意味を考える。漢字の成り立ちを知る。

などなど、実際に効果があるない関係なしに、思いつくだけ出してもらいました。おうち講演会では、正解を与えることを目的にしていないので、ラスト10分で一つの考え方をプレゼント。シンプルな暗記の考え方『IT理論』です。

Iはインパクト、Tは回数です。
斜線のところに入れば、暗記できると考えます。

インパクトが小さいと、回数が多くしないと、暗記できません。
(例えば、ただノートに書くなど。いっぱい書かないと覚えられない)

インパクトが大きいと、回数が少なくても、暗記できるということです。
(例えば、みんなの前で間違えて恥をかく経験をすると、一発で覚えるなど)

ってことは、インパクトの大きい方法を選べば、少ない回数でもいいということ。

何十回もただ書くぐらいなら、部首や言葉の意味、使い方などを意識して、2、3回書いた方が覚えられます。

極端な話、スプレーで家の壁に書けば、一発で覚えるはず。回数よりもインパクト、ご参考まで。Yさんもこれを一つのヒントに、何をしようか考え始めて一つの自分の答えを出したようです。

最後に、保護者様より感想をいただきました

Q1.どんなことを期待してお申し込みいただきましたか?

子ども本人が勉強が楽しくなるように。

Q2.実際に講演会を開催して、いかがでしたか?

勉強方法が自分1人のパターンしかなかったが、「方法はたくさんあるんだ!」という気づきがあり、今後も私の視点に変化ありそうです。さっそくやってみるそうです!また経過を報告します!

学校に行っていたけど、行っていなかった

おうち講演家 津田勝仁 · 12月 13, 2018 ·

おうち講演会、3回目開催しました。

理想の講演は質疑応答だけ

今回は、お子さんは同席せず、お母さんとじっくり話をする会。講演会というより、相談会ですが、これもまたいいものです。わたしの理想の講演は、質疑応答だけ。それで、その場の空気がよくなり、その場にいる人の気持ちが前向きになるなら、すばらしいことです。

「子どもが学校に行っていません」

今回の相談テーマは、一般的に言えば、不登校。ただ、話していくと、学校に行く行かないの話がテーマではありません。結局は「生き方」や「何をどう学ぶか」ということになります。学校うんぬんという話にはならないんですよね。

これが、10年20年前だったら、「どうやって通えるようにするか」なんてことを話し合っていたと思います。時代の変化とともに、社会の中での選択肢も増え、わたし自身の考え方も変わったからでしょう。

「学校に行っていたけど、行っていなかった」

少しだけ、わたし自身の話をしましょう。小学生、中学生のころは「学校に行っていたけど、行っていなかった」という感覚を持っています。身体は学校に行っていたが、気持ちは別のところにいたかなと。

学校が好きかと言われれば、好きではありませんでした。友だちも少なかったですし、1人で過ごす時間を楽しんでいました。「学校に行く」という空気に身を任せていただけで、思い出も何もありません。まさに、身体だけ学校に行っていました。

「わたしは”たまたま”学校に行っていただけ」

「部活は自分には必要ないな」と中1の夏前に思ったので、できる限り行かないようにしていました。先生や親からは怒られましたが、「素人が集まってスポーツごっこしてどうする」と思っていたので、聞く耳を持ったふりだけした記憶があります。

「学校の通う意味」なんてことは1ミリも考えなかっただけで、もし当時の自分が考え出していただら、いわゆる不登校になっていたかもしれません。わたしはたまたま行っていただけです。

今思い出したのですが、高校のときは、「卒業式って出たから何なんだ」と思ったので、入場直前に抜けて、ラーメン屋に行ったような。。。

結論、何か言いたいことがあるわけではありませんが、ふと思ったので書いてみました。

最後に、お母様より感想をいただきました

Q.わたしと話をしてみて、いかがでしたか?

安心しました。

いろんな子供の事例を実際にみてらっしゃるので、その話を聞いて、自分の子が特別ヘンではなく、多様性の中に入ることがわかりました。しかも選択肢が増えているという現実も知り、進学できないわけでもないんだとわかりました。

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